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荒木寅三郎関係資料を公開しました

2022年4月25日

荒木寅三郎関係資料(2022年4月25日公開)

 

【概要】医科大学医化学講座で教鞭をとった医化学者であり、1915年から4期14年総長を務めた荒木寅三郎(1866~1942)が所蔵していた資料群。荒木宛ての書簡類が大半を占めている。荒木の経歴上、差出人は多分野にわたっている。野口英世・森林太郎(鷗外)・北里柴三郎ら医学関係者、内藤虎次郎(湖南)・狩野直樹など京大東洋学の創始者、さらに西園寺公望・後藤新平・大原孫三郎といった政界・実業界の著名人が差出人となっており、交流の幅の広さを窺い知ることができる。また、好評を博していた総長訓示や講話の原稿をはじめ、詩人鳳岡としてつくった漢詩なども含まれており、荒木の人柄に迫るための有効な手がかりになると推測される。

【分量】243点

【内容】荒木本人の訓示原稿、漢詩、荒木宛書簡からなる。